このページでは、「算数にチャレンジ」にチャレンジした問題の中で、特に面白かった問題について取り上げてみたいと思います。
第200問、第199問、第198問、第197問、第196問、第195問、第194問、第193問
第200問:
左図のように、正六角形ABCDEFの内部の点Tから辺AB、辺CD、辺EFに垂線を降ろし、その足をそれぞれP、Q、Rとしたところ、PB=3cm、QD=4cm、RF=2cmとなりました。
このとき、黄色の部分(三角形PQR)の面積は、水色の部分(正六角形ABCDEFから三角形PQRを除いた部分)の面積の何倍でしょうか。
第199問:
角C=90度、BC=2cmの直角三角形ABCがあります。 角Bの二等分線をひき、辺ACとの交点をPとすると、CP=1cmでした。
では、直角三角形ABCの面積は何cm2でしょうか。
第198問:
ある電車の先頭にマサルさん、最後尾にトモエさんが乗っており、電車は長さ2100mの橋を渡ろうとしています。
マサルさんは、電車の先頭が橋を渡り始めると同時に最後尾を目指して歩き始め、電車の最後尾が橋を渡り終えると同時に最後尾に到着しました。
トモエさんは、電車の最後尾が橋を渡り始めると同時に先頭を目指して歩き始め、電車の先頭が橋を渡り終えると同時に先頭に到着しました。
マサルさんとトモエさんの歩く速さの比は7:8であったそうです。このとき、
(1)電車の長さは何mでしょうか。
(2)電車の速さはマサルさんの歩く速さの何倍でしょうか。ヒント:2人が電車の長さだけ歩く時間を考えると? 参考図1 参考図1 解答のページへ
第197問:
左図で、△ABCは、∠A=90°でAB>ACの直角三角形で、点Hは、AからBCに下ろした垂線の足です。 AB、AC上に点P、Qをとり、APRQを1辺がAHに等しい正方形とします。
また、△SRTの周りの長さは12cmで、正方形APRQの面積は△ABCと比較すると“△AHCの面積の4分の1だけ”小さかったそうです。
では、△ABCの面積は何cm2でしょうか。ヒント:PR、AHを延長してみましょう。 参考図1 解答のページへ
第196問:
ある長さのひもを、1m・2m・3mのひもに分割することを考えます。
例えば、3mのひもならば、
- 1m+1m+1m (左から1mの所と2mの所で切断)
- 1m+2m (左から1mの所で切断)
- 2m+1m (左から2mの所で切断)
- 3m (切断せず)
の4通りの分割方法が考えられます。(切る場所が違う場合は「別の方法」であると考えます。)
では、11mのひもを切断するとき、何通りの分割方法が考えられるでしょうか。ヒント:右端のひもの長さで分類してみましょう。 参考図1 解答のページへ
第195問:
まず、2%の食塩水Ag、7%の食塩水Bg、13%の食塩水をCg混ぜたところ、4%の食塩水ができました。
また、7%の食塩水Ag、13%の食塩水Bg、2%の食塩水Cgでは、8%ができました。
では、13%の食塩水Ag、2%の食塩水Bg、7%の食塩水Cgでは、何%の食塩水ができるでしょうか。ヒント:3回の操作でできる食塩水を全て混ぜると? 参考図1 解答のページへ
第194問:
3つの正方形があり、それぞれの一辺の長さは39cm、35cm、10cmです。
これら3つの正方形と、三角形4つとを組み合わせて左の図のような図形を作りました。
このとき、三角形4つ分の面積を求めてください。ヒント:4つの三角形の面積は? 参考図1 参考図2 解答のページへ
第193問:
図1
図2
![]()
図1のような直角三角形ABCがあります。AC上に点Qをとり、長方形PBRQを作ると面積は6cmでした。
PQを軸にして、三角形APQを折り返して出来る三角形A'PQが、元の三角形ABCよりはみ出した部分をA'BSとすると、この面積は、ABCの面積の1/10でした。では、三角形ABCの面積は、何cm2でしょうか?
ヒント:長方形PBRQを折り返して見ましょう。 参考図1 解答のページへ
[Next]
Copyright 1999. Eiji Kurihara