第144問の解答
1.問題 [場合の数]
左図の実線部分は、A地点とB地点の間の道路を示しています。この道路は縦3マス、横4マスの碁盤の目状につながっており、それぞれのマスは全て正方形です。
いま、A地点からマサルさんがB地点に向かって、B地点からトモエさんがA地点に向かって同時に出発し、2人とも同じ速度で、かつ最短距離で進み、目的地に到着します。
このとき、2人が出会う場合は何通りあるでしょうか。
2.解答例1(しぶあきさん、ありさのお父さん、中村明海さん)
2人が出会う地点は、上図のように7個所あります。
例えば、3番目の地点で出会うために、マサルさんはACを最短路で進み、CDを通って、DBを最短路で進みます。従って、進み方は3C2×3C2=9通り。
同様にトモエさんは、BD、DC、CAと進むので、3C2×3C2=9通りで、併せて9×9=81通りあります。同様に、7個所全部の出会う場合の数を加えると、
(3C0×3C0)2×2+(3C0×3C1)2×2+(3C2×3C2)2×3
=12×2+32×2+92×3=263
通りになります。答:263通り
以上