第145問の解答
1.問題 [平面図形]
左図は、三角形ABCの角B、角Cの二等分線の交点をDとし、Dを通りBCに平行な直線がAB、ACと交わる点をE、Fとしたものです。
すると、三角形EDB=17cm2、三角形DBC=40cm2、三角形DFC=15cm2となりました。
このとき、三角形AEFの周の長さと、四角形EBCFの周の長さの比を求めてください。
2.解答例1(H.Takaiさん、Asamiさん、kuri他)
DからBC上の点P、QをEBおよびFCと平行となるようにとる。
BD、CDは∠EBP、∠FCQの2等分線だから、平行四辺形EBPD、DQCFは菱形となる。
従って、三角形BPD=17cm2、三角形CQD=17cm2。
よって、三角形DPQ=40−17−15=8cm2。これら3つの三角形は高さが共通だから底辺の比は面積比に等しい。
よって、BP:PQ:QC=17:8:15。
従って、EB=ED=BP=17、FD=FC=QC=15。さて、三角形AEFと三角形ABCは相似で相似比は32:40=4:5。
よって、AE:EB=AF:FC=4:1。
従って、AE=EB×4=17×4=68、AF=FC×4=15×4=60。以上から、三角形AEFの周の長さ=68+60+32=160、四角形EBCFの周の長さ=17+40+15+32=104。比は、160:104=20:13。
答:20:13
以上