第160問の解答
1.問題 [平面図形]
上の図1のような竹ひごを使って、図2のような台形を作ったところ、面積が14cm2となりました。
竹ひご5本を使って図3のような正5角すいを作りました。このとき、側面の二等辺三角形の頂角は36゜でした。(1)この正5角すいの表面積を求めてください。
(2)図4−Aは、図3の正5角すいを2つ組み合わせて作った10面体です。
図4−Bは、底面の部分に竹ひごを使って図3の正5角すいと相似な立体を作ったものです。このとき、図4−Aの立体と、図4−Bの立体の表面積の合計を求めてください。
2.解答例1(YokoyaMacさん、マサルさん、ありさのお父さん、丸天後藤様他)
(設問1)
図3の正5角錐の展開図は下記の図5のような星形で表せることが出来ます。
台形の面積をS0、星形の面積をS1とします。図2、図5を下記のように分割します。
図2’より、台形は頂角36度の2等辺三角形A×3個と頂角108度の2等辺三角形B×1個に分割されます。
一方、図5’より正5角錐の展開図は、台形1個とA×3個、B×1個に分割されていますので、面積S1=S0×2=28cm2となります。
(設問2)
図5’より、大きい正5角錐の側面1個と元の正5角錐の側面1個(A)でちょうどS0と等しくなります。
従って、側面5個ずつでは、S0×5となります。
次に、図6の正5角形は、図2''のCが3個とAが1個に分割されます。
これにAを5個加えると、Cが3個とAが6個=S0×3となります。従って、求める面積=S0×8=112cm2となります。
答:(1)28cm2
(2)112cm2以上