第42問の解答
問題 [時計算]
太郎君はある日、午前10時台に遊びに出かけました。 そして、午後1時台に帰宅したら、時計の長針と短針が出発時とちょうど入れ替わっていました。
太郎君が家を出たのは10時何分何秒だったでしょうか。
解答例1
下図のように●、▲を定めます。
単位は、30度を1、すなわち、短針で1時間、長針で5分間に相当します。
長針は、短針の12倍の速度で回転しますから、
出発時:長針の12時から測った回転角度=●×12。
帰宅時:長針が12時から測った回転角度=▲×12。従って、
●×12+▲ =2 ・・・ (1)
● +▲×12=2 ・・・ (2)
の関係が成り立ちます。(1)+(2)より、
(●+▲)×13=4(1)−(2)より、
(●−▲)×11=0よって、●=▲=2/13を得ます。
出発時間を短針で見ると、1単位が5分なので、
●×12×5=2/13×60=9+3/13分となります。3/13分=3/13×60=13+11/13秒なので、
求める出発時間は、10時9分13と11/13秒となります。答: 10時9分13と11/13秒
以上