第329問の解答
問題 [空間図形]
左図のような、底面が正方形BCDEで側面がすべて二等辺三角形である四角錐A−BCDEと、底面がPQRSで側面がすべて二等辺三角形である四角錐T−PQRSがあります。 P、Q、R、Sはそれぞれ辺BC、CD、DE、EBの中点で、2つの四角錐は体積がともに30cm3となっています。
このとき、四角錐A−BCDEと四角錐T−PQRSの共通部分の体積を求めてください。
解答例1
長野 美光さん、CRYING DOLPHINさん、拓パパさん、あんみつさん、まるケンさん、小杉原 啓さん、トトロ@Nさん、きたさんさん、ponta55555さん、フランク長いさん、ステップ ばい ステップさん、ミミズクはくず耳さん、M.Hossieさん、saeさん、高橋 道広さん、小西孝一さん、ますぽんさん、ねこやんさん、 他
下図のように、求める立体は四角錐A-BCDEの4隅から三角錐を除いた形になります。
これらの頂点をF、G、H、Iとします。
三角錐の高さを求めるため、平面TBDで切断した図で考えます。
中点連結定理より、AQはTDと平行で長さは1/2。
従って、△THDと△QHAは相似で、相似比は2:1。
よって、AH:HD=1:2。△AGHと△ACQも相似で、相似比は1:3。
従って、GCはACの2/3。以上から、取り除く三角錐の高さは、四角錐A−BCDEの高さの2/3で、底面の面積は1/8より、
体積は2/3×1/8=1/12。よって、求める立体の体積
=30×(1−1/12×4)
=30×2/3
=20cm3
となります。答: 20cm3
以上
(その他の解法)
- 積分して計算 ・・・ Taroさん、有無相生さん、 他
- 座標で取り除く三角錐の高さを求める ・・・ y-iさん、他