第332問の解答
問題[場合の数]
ある5人の生徒について、お互いの交友関係を聞いたところ、この5人の中で2つのグループが出来ていることが分かりました。
5人の生徒は、2つのグループのどちらかには必ず入っているそうです。
このとき、2つのグループのメンバー構成の組み合わせは何通り考えられるでしょうか。
ただし、両方のグループに入っている生徒がいてもよいものとします。
なお、1人だけのグループがあってもかまいませが、5人のグループはないものとします。
解答例1
ミミズクはくず耳さん、まるケンさん、N.Nishiさん、前田先生@P進学院さん、有無相生さん、航介さん、ふじさきたつみさん、ももちゃんさん、 他
グループの人数で場合分けすると、
(1、4)、(2、3)、(2、4)、(3、3)、(3、4)、(4、4)
の6通りになります。
(1、4)のとき:
5人から1人を選べば残りの4人は自動的に決まるので、5C1=5通り
(2、3)のとき:
5人から2人を選べば残りの3人は自動的に決まるので、5C2=10通り
(2、4)のとき:
両方のグループに入っている生徒が1人いるので、これを選ぶのは5C1=5通り、
残り4人から1人を選べば後の3人は自動的に決まるので、4C1=4通り、
合計:5×4=20通り
(3、3)のとき:
両方のグループに入っている生徒が1人いるので、これを選ぶのは5C1=5通り、
残り4人から2人を選べば後の2人は自動的に決まるので、4C2=6通り、
重複を省いて、合計:5×6/2=15通り
(3、4)のとき:
両方のグループに入っている生徒が2人いるので、これを選ぶのは5C2=10通り、
残り3人から1人を選べば後の2人は自動的に決まるので、3C1=3通り、
合計:10×3=30通り
(4、4)のとき:
両方のグループに入っている生徒が3人いるので、これを選ぶのは5C3=10通り、
残り2人から1人を選べば後の1人は自動的に決まるので、2C1=2通り、
重複を省いて、合計:10×2/2=10通り従って、合計=5+10+20+15+30+10=90通りとなります。
答: 90通り
以上
解答例2
マサルさん、中村明海さん、フランク長いさん、M.Hossieさん、ねこやんさん、小西孝一さん、をめがさん、品川コータさん、 他
2つのグループをA、Bとします。
各生徒は、
A、B両方に入っている
Aのみ入っている
Bのみ入っている
の3通り考えられるので、5人の生徒では35=343通り。
この中には、5人とも両グループに入っているケース1通りを除く必要があり、
また実際にはA、Bのグループは区別されないので、この重複を除くと、
(343−1)/2=121通り
となります。さらに、5人のグループができている場合として、
もう一方のグループに各生徒が、入る、入らないの2通りづつあるので、
25=32通り
このうち、両グループとも5人のケースは既に除外しているので、
32−1=31通り従って、合計では121−31=90通りとなります。
(その他の解法)
- プログラムで計算 ・・・ ???さん、 他