第347問の解答
問題[平面図形]
左図のような正方形ABCDがあります。
いま、対角線AC上に点Pをとり、PHとBCが平行になるように点Hを辺AB上にとったところ、HB:BC:CH=3:4:5となったそうです。
次に、頂点DとAPの中点Qを通る直線と、直線CHの交点をJとして△DJCを作りました。すると、△DJCの面積は56cm2となりました。
このとき、この正方形の面積を求めてください。
解答例1
ねこやんさん、午年のうりぼうさん、徳島算数小僧さん、筑紫丘高校新1年生さん、ふじさきたつみさん、ステップ ばい ステップさん、あほあほまんさん、大岡 敏幸さん、Banyanyanさん、M.Hossieさん、 他
点PおよびQからADに下ろした垂線の足をP'、Q'とし、
正方形の1辺の長さを8とします。
題意より、
HB=P'D=8×3/4=6、
AH=AP'=AB−HB=2、
AQ'=Q'P'=Q'Q=AP'×12=1△AIDと△Q'QDは相似より、AI=AD×Q'Q/Q'D=8×1/7=8/7。
よって、 IH=AH−AI=2−8/7=6/7。
従って、 IH:BC=6/7:8=3:28。
△IJHと△DJHは相似より、JH:JC=IH:BC=3:28。
よって、 △DHC=△DJC×25/28=56×25/28=50cm2。
従って、 正方形ABCD=△DHC×2=100cm2。
答: 100cm2
以上
解答例2
まるケンさん、 他
CJとDAをそれぞれ延長して交わる点をNとします。
解答例1と同様にして、AQ':Q'D=1:7。
△AQQ'と△ACDは相似より、AQ:QC=AQ':Q'D=1:7。
従って、 △AQD:△CQD=△AJQ:△CJQ=1:7、
よって、 △AJD:△CJD=1:7となり、
△AJD=△CJD×1/7=8cm2。また、ND:CD=4:3で、AD=CDより、NA:AD=1:3、
従って、△NJA=△AJD×1/3=8/3cm2。以上から、
△NCD=△NJA+△AJD+△CJD=8/3+8+56=200/3cm2、
△ACD=△NCD×3/4=200/3×3/4=50cm2。よって、正方形ABCD=△ACD×2=100cm2。
解答例3
高田修成さん、 他
解答例2同様、NをCJとDAの交点とします。
解答例2と同様にして、AQ:QC=1:7、NA:AD=1:3。
△NJDと直線ACに関してメネラウスの定理より、
NJ/JC×CQ/QA×AD/DN=1、
NJ/JC×7/1×3/4=1。よって、 NJ:JC=4:21。
△NHAと△NCDは相似より、NH:HC=NA:AD=1:3。
よって、NC=25とすると、
HC=NC×3/4=75/4、JH=21−75/4=9/4、
従って、JH:HC=9/4:75/4=3:25。以下、同様。
(その他の解法)
座標で考え、方程式で交点を求めて計算 ・・・ ハラギャーテイさん、新☆高校一年生 さん、アイビブさん、DrKさん、ななぞうさん、あんみつさん、takaisaさん、ミズクはくず耳さん、東洋の計算機さん、emikoさん、 他