第358問の解答
問題[ 整数の性質]
84の約数をすべて掛けてできる数をAとします。 では、Aの約数の個数は何個でしょうか。
解答例1
トトロ@Nさん、長野 美光さん、Taroさん、DrKさん、辻。さん、kasamaさん、Nakariさん、ポケモンハルカさん、小西孝一さん、ハラギャーテイさん、高橋 道広さん、大岡 敏幸さん、クララさん、ふじさきたつみさん、 他
84を素因数分解すると、84=22×3×7となります。
84の約数として、
2のべき剰:20、21、22 ・・・ 3通り
3のべき剰:30、31 ・・・ 2通り
7のべき剰:70、71 ・・・ 2通り
合計=(2+1)×(1+1)×(1+1)=12通りあります。約数12個を掛け合わせると、
2のべき剰:20×21×22=23 ・・・ 3のべき剰の2通り×7のべき剰の2通り=計4通り
3のべき剰:30×31=31 ・・・ 2のべき剰の3通り×7のべき剰の2通り=計6通り
7のべき剰:70×71=71 ・・・ 2のべき剰の3通り×3のべき剰の2通り=計6通り従って、
A=(23)4×(31)6×(71)6=212×36×76
となりますので、
Aの約数の個数は、さきほど同様にして、
(12+1)×(6+1)×(6+1)=637個
と求めることができます。答: 637個
以上