第415問の解答


問題[場合の数]

問題図

左図のような立方体ABCD−EFGHがあります。

いま、頂点Aテントウムシがいます。このテントウムシは、1分ごと隣り合ういずれかの頂点に移動します。(例えば、頂点Aにいる場合は、1分後のいずれかの頂点に移動)

では、6分後テントウムシ頂点Aにいるような移動方法何通りあるでしょうか。


解答例1

トトロ@Nさん、みかんさん、N.Nishiさん、CRYING DOLPHINさん、キノピーさん、ゆんななこさん、萬田銀次郎さん、TODAIJI 1-Cさん、 他

参考図1

 1分ごとに、各頂点への移動方法の数を書いていくと上図のようになります。
 

答:  183通り

以上


解答例2

Taroさん、uchinyanさん、tomhさん、 他

参考図2

n分後各頂点への移動方法の数AnBn、・・・、Hnとし、漸化式を求めて計算すると上表のようになります。 本問では、A6183通りとなります。

(参考)行列で計算することもできます。

参考図2−1


解答例3

なかさん、長野 美光さん、ミミズクはくず耳さん、 他

参考図3

3分後には、BDE、またはGのいずれかにいて、
 B
DEへは7通りGへは6通り

6分後には、それぞれ往復することになるので、
 ××××183通り


解答例4

小学名探偵さん、他

参考図4

n分後について、奇数のとき偶数のときで上記事項が成り立ちます。(帰納法にて証明できる)

n=奇数のとき:(BnDnEnGn)=n
Bn=Dn=En(3n+1)/4、Gn=(3n−3)/4

n=偶数のとき:(AnCnFnHn)=n
Cn=Fn=Hn(3n−1)/4、An=(3n+3)/4

とくに本問では、A6=(36+3)/4=(729+3)/4=183通りとなります。


(その他の解法)