第141問の解答
1.問題 [場合の数]
黒色のボールが10個、赤色のボールが5個と、3×5のマス目に区切られた透明なアクリル製の箱があります。
15個のボールを、この15マスに1個ずつ入れるとき、上から見た模様が点対称になるようなボールの入れ方は何通りあるでしょうか?
ただし、箱を裏返して反対側から見たときに同じ模様に見える入れ方は同一の入れ方として、1通りと数えます。
2.解答例1
(わかさひ君すーぱーさん、トトロ@Nさん、ταροさん、ありっちさん、たなかさん、航介さん、DrKさん、他多数)赤のボールが点対称になっていれば、残りは全て黒のボールですから全体でもそうです。従って、赤のボールのみを考えれば十分です。
また、赤いボールの個数は奇数なので、1個は必ず真ん中にあります。従って、上図のように真ん中を除く14個のマス目を7個ずつに分けると、赤いボールの置き方は7個から2個を選ぶ選び方7C2=21通りになります。
このうち、箱を裏返して反対側から見たときに同じ模様に見える入れ方を1通りと見なすため、始めから線対称の5通り(No.5、No.11、No.12、No.13、No.16)
を除く21−5=16通りは、実際にはこの半分の8通りになります。よって、求める場合の数は、5+8=13通りになります。
答:13通り
以上