第176問の解答
1.問題 [その他(仕事算)]
全く同じ円筒形の容器を2個用意し、一方には水道管Aで、もう一方には水道管Bで、同時に水を入れ始めました。
水道管Aは水を入れている間に1度だけ数分間の断水がありました。
上図は、水を入れ始めてからの時間と、双方の容器に入った水の深さの差を表したグラフです。では、使用した容器の深さは何cmでしょうか?
2.解答例1(ミミズクはくず耳さん、Gouさん、小杉原啓さん、Hiroさん、トトロ@Nさん、れえさあ♪さん、パリンさん、長野美光さん、noetherさん、Miya−Nさん、うっしーさん、DrKさん、大岡敏幸さん、他多数)
題意より、経過時間と水の深さを図で表すと、図1および図2のようになります。
図1 |
図2 |
水道管Aが断水した時間の始まりは3分後で、終わりをt1分後とします。
13分後にはAのほうの容器は一杯になり、またB側の容器が一杯になるのをt2分後とします。t1〜13分後の間に、A側から見た水の深さの差は、−6〜2cmの8cm増えることになります。
これは、ちょうど最初の0〜3分後の8cmと同じなので(13−t1)=3、
従って、t1=10分後と分かります。すると、断水したのは3〜10の7分間となり、この間B側だけ水が入り、8+6=14cmだけ深さが増します。
従って、Bの深さが増す割合は、14cm/7分=2cm/分の割合となります。
よって、Bは0〜13分後までに13×2=26cm深さが増し、13〜t2に2cm増すので、容器の深さは26+2=28cmと分かります。
また、Aは0〜3分の間に、Bが増える3×2=6cmとA、Bの差8cmの合計14cm増えることになり、10〜13分の3分間でも同じ14cm、
従って、合計では14+14=28cm、これが容器の深さとなり、先ほどの結果と合致します。答:28cm
以上
(その他の解法)
・真ん中の谷を反対方向に折り返した図で考える ・・・
KINさん、高橋道広さん、ちーくん、kakeruさん、他・図2のダイアグラムで相似な三角形3個、相似比8:6:2から求める ・・・
中村明海さん、CRYING DOLPHINさん、N.Nishiさん、BossFさん、他・ダイヤグラムから連立方程式をたてて、これを解く ・・・ AUさん、他