第21問の解答
1.問題 [平面図形]
左図で、AB’C’D’は正方形ABCDを頂点Aを中心に30度反時計回りに回転したものです。
全体(五角形ABCC’D’)の面積が123cm2とすると、正方形ABCDの面積はいくらになりますか?。
2.解答例(TORAさん)
五角形ABCC’D’を線分ACとAC’で3つの三角形に分割して考えます。
ACの中点をO、AC’の中点をO’、C’からACに下ろした垂線の足をHとします。
AO=BO=CO=AO’=C’O=D’Oより、
△ABCと△AD’C’は合同となり、面積は等しくなります。AC’はACが30°回転したものなので、∠C’AC=30°、
よって、C’H=AC’×1/2=AO。従って、△AC’Cと△ABCは底辺ACが共通で高さがBO=CHより、
面積は等しいことが分かります。よって、3分割した三角形は全て面積が等しいことが分かります。
従って、△ABC+△AD’C’=正方形ABCD=123cm2
正方形ABCD=(△ABC+△AD’C’)×2/3=123×2/3=82cm2
と求まります。答: 82cm2