第26問の解答
1.問題 [割合(植木算)]
長野五輪の閉会式帰りの車で自動車道が混雑していて、片道3車線の道路に信号待ちの車がずら〜と並んでいます。
よくみると1番右側の車線は長さが8.6mのバスばかりが1m間隔で、真ん中の車線は長さ5mの乗用車ばかりが1m間隔で、そして1番左側の車線は3.8mの小型車ばかりがこれも1m間隔で並んでいて、列の長さは3つとも同じです。車の台数の合計を数えると、全部で345台ありました。この列の長さは何mあるのでしょう。
2.解答例(TORAさん)
(車の長さ+車間距離1m)の繰り返しになりますから、この比を求めると、
(8.6+1):(5+1):(3.8+1)=9.6:6:4.8=8:5:4。8、5、4の最小公倍数は40なので、バス5台、乗用車8台、小型車10台で、
同じ長さ=4.8m×10=48m
になります。これらの車の台数計=5+8+10=23台、
345台÷23台=15倍。よって、全体の長さ=48m×15=720mとなります。
ただし、最後の1mは列の長さには含まれないので除く必要があります。従って、
列の長さ=720−1=719m
と求まります。答: 719m