第65問の解答
1.問題 [比例]
A、B、C3種類の紙テープがあって、それぞれ等間隔に目盛りがうってあります。今3本を55の目盛りをそろえるように並べてみました。
すると、Aの100の目盛りとBの130の目盛りが同じ位置になりました。
また、それぞれのテープの左端(0の目盛りの位置)を調べてみると、AよりBが7cm短く、CはBよりさらに3cm短いことが分かりました。
さて、3本のテープの目盛りの数の和が5505になるのはAの目盛りがいくつのときでしょう?
2.解答例1(中村明海さん他)
まず、A、B、Cの0の目盛りから55の目盛りの位置までの長さA1、B1、C1を求めます。
目盛りとテープの長さは反比例しますので、Aの55から100までの45目盛り分の長さとBの55から130までの75目盛り分の長さが等しいことからA1:B1=(1/45):(1/75)=5:3。
A1−B1=7cmだからA1=7×5/2=17.5cm、B1=7×3/2=10.5cm、よってC1=B1−3=7.5cmとなります。
次に、目盛りの数の和が5505になるときのそれぞれの目盛りをa、b、c、a1=a−55、b1=b−55、c1=c−55とします。
a1:b1:c1=(1/17.5):(1/10.5):(1/7.5)=3:5:7。
a1+b1+c1=5505−55×3=5340=a1×(3+5+7)/3=a1×5。
よって、a1=5340/5=1068、b1=a1×5/3=1780、c1=a1×7/3=2492。
a=a1+55=1123、b=b1+55=1835、c=c1+55=2547。
答:1123
以上