第66問の解答
1.問題 [時計算]
図1
図2
図1のような1日が20時間、1時間が72分という奇妙な時計があります。そのうえ、時針と分針の長さ、色が等しいのでその区別がつきません。 ほとんどの時刻は針の角度から時刻を推測できます(図1の場合は2時36分)が、中には推測できない時刻もあります。(図2の場合、ただし区別するため時針:黄色、分針:赤色にしている)
この時計で推測できない時刻は1日の中で何回あるでしょうか?
2.解答例1(長野 美光さん、中村明海さん他)
X時○○分と、Y時××分において、時針と分針がちょうど入れ替わる位置に
来る時刻が1つ存在します。
ただし、X=Yのときは、針が重なるので時刻は判明するので除きます。従って、1つのX時に対し、題意のような時刻は10−1=9回存在します。
よって、判別できない時刻は午前10×9=90回、午後も同じ90回、合計1日180回です。
答:180回
以上
(参考)時針、分針を表すグラフ
交点が判別できない時刻になります。
(y=xとなるときを除く)