第67問の解答
1.問題 [推理算]
左図のように8チームが参加してトーナメント試合を行いました。引き分けはありません。 表はトーナメント終了後における各チームの総得点、総失点の集計表です。ただし、空欄は不明です。
これから決勝戦の結果は、「○チームが×チームに**:**で勝った」のかを考えて下さい。
2.解答例1
(右のブロック)
総得点、総失点とも分かっているGチームに着目して、まず右のブロックを考えます。
Gチームは総得点が総失点より多いので、1回戦敗退はあり得ません。すると、対戦相手のHチームの負けと分かります。 すなわち、G対Hチームは1対0でGチームの勝ちです。従って、Gチームの残り試合の総得点、総失点ともに2点となるので、Gチームは2回戦敗退はあり得ません。すなわち、決勝戦の一方はGチームとなります。
さて、E対Fチームはどうでしょうか。Eチームの総失点がFチームの総得点より多いので、Fチームの勝ちはあり得ません。従って、E対Fチームは3点以上対2点でEチームの勝ち。
ところで、既にGチームが決勝戦進出と分かっていますので、2回戦のE対GチームはGチームの勝ち。
結果は1対0となります。以上から、決勝戦は1対2でGチームの負けと分かります。
ここまでの結果をトーナメント表等に表しておきます。
(左のブロック)
C対Dチームを考えます。Dチームの総得点のほうがCチームより多いので、4点以上対3点でDチームの勝ち。
Dチームの残り試合の総得点は2点以下となるので、2回戦を勝って決勝戦進出はあり得ません。(決勝戦で2点入れているから、2回戦が0点となる)次にA対Bチームを考えます。Aチームの総失点のほうがBチームの総得点より多いので、4点以上対3点でAチームの勝ち。
従って、決勝戦進出はAチームとなります。
以上から、決勝戦は「A対Gチームの対戦となり、2対1でAチームの勝ち」となります。
残りの得失点を推定すると下表のようになります。
以上