第102問の解答


問題速さの問題]

地から地までの高速バスがあって、A社とB社の2台バスが走っています。
A社のバスの速さは時速90kmB社のバス81kmです。

ある日路線内で渋滞があって、この区間を2社バス同じ速さ徐行運転しました。
その結果A社、B社のバスは、予定よりそれぞれ27分26分遅れて地に着きました。
この日渋滞していた区間何kmでしたか?


解答例1[徐行区間だけで考える]

なにわさん、ミト清さん、HAJIさん、Taroさん、 さん、Nなヒトさん、かず。さん、もありすさん、kasamaさん、 まるケンさん、tomhさん、スモークマンさん、

徐行区間だけについて下記のようなダイアグラムで考えます。

参考図1

通常時A社B社のバス、および徐行した場合を、それぞれ便宜上同じ時間に徐行区間に入ったものとします。

通常時におけるバスの速度比は、90km/h81km/h1.5km/分1.35km/分=10:9より、
所要時間の比は、9:10となります。

ところが、予定よりA社のバスは27分B社26分遅れたことから、
通常時
における徐行区間所要時間は、B社のバスがA社よりも1分多いことになります。

従って、A社所要時間9分B社所要時間10分と分かります。

よって、B社バスの場合で考えると、
 徐行区間の長さ=1.35km/分×10分=13.5km
と求まります。

答  13.5km

以上


(別解)縦速度所要時間面積走行距離(速度×所要時間)となる面積図で考えます。

参考図2

A社バス走行距離B社バス走行距離を表す長方形の面積は等しいので、
はみ出た部分長方形面積も等しくなります。
B社バス
で計算すると、これらは1.35km/分×(27−26)分=1.35kmとなります。

従って、
 A社バス所要時間=1.35km÷(1.5−1.35)km/分=9分
 B社バス所要時間=9分+1分=10分
となります。

以下、同様。