第112問の解答


問題[空間図形]

問題図

水の入った水槽と、15cm×20cm×30cmの直方体の重りがあります。

この重りを「15cm×20cmの面」を下にして水に沈めると、水深が12cmになります。
また、重りを「15cm×30cmの面」を下にして水に沈めると、水深は18cmになります。

では、「20cm×30cmの面」を下にして水に沈めると、水深は何cmになりますか。


解答例1

参考図1

重りを「15cm×20cmの面」を下にして水に 沈めたとき(図1):
 水がある部分の底面積は、元の水槽の底面積より15×20=300cm2減少します。

重りを「15cm×30cmの面」を下にして水に 沈めたとき(図2):
 水がある部分の底面積は、元の水槽の底面積より15×30=450cm2減少します。

従って、これらの差は450−300=150cm2になります。

また、水深の比が12:18=2:3なので、底面積の比は3:2となります。
差が、150cm2なので、底面積はそれぞれ450cm2と300cm2。

よって、
 元の水槽の底面積は450+300=750cm2、
 水の容積
=450×12=5400cm3
と分かります。

さて、重りを「20cm×30cmの面」を下にして水に 沈めたとき(図3):
 水がある部分の底面積は、元の水槽の底面積より20×30=600cm2減少し、
 750−600=150cm2になります。

図3では、図2より底面積がさらに減少しているので、水深は図2の18cmより高くなります。
従って、重りの高さ15cmよりも高くなるので、重り全体が水の中にすっぽり沈むことになります。

よって、
 水深=(水の容積+重りの体積)÷水槽の底面積
    =(5400+15×20×30)÷750
    =19.2cm
と求まります。

答  19.2cm

以上


解答例2

水槽の底面積をS、水の容積をV、求める水深をhとします。

参考図2

図1より、 V=(S−20×15)×12 ・・・ (1)
図2より、 V=(S−30×15)×18 ・・・ (2)
図3より、 V=S×h−30×20×15 ・・・ (3)
となります。

(1)、(2)より、
 (S−20×15)×12=(S−30×15)×18 
 S×6=30×15×18−20×15×12=4500
よって、S=4500÷6=750cm2となります。

これを(1)に代入すると、
 V=(750−300)×12=5400cm3
となります。

従って、
 h=(V+30×20×15)÷S
  =(5400+9000)÷750=19.2cm
と求まります。