第145問の解答


問題割合]

4%食塩水200gと、10%食塩水320gあります。
それぞれの食塩水同じ重さ食塩を加えてよくかき混ぜたところ、2つの食塩水濃さは等しくなりました。
このとき加えた食塩の重さは、何gずつだったのでしょう?


解答例1[方程式 、水の重さに着目した方程式、比、方程式&因数分解(?)]

ゴンともさん、takaさん、tymさん、高田一輝(姉小路)さん、 あけらけさん、kasamaさん、多佳子さん、パァ〜子さん、Plutonianさん、 N.Nishiさん、大岡 敏幸さん、tomhさん、オーレンジャーさん、鳳 ナオさん、mieさん、まーくんさん、ドイルさん、ハリケンジャーさん、kobaさん、寺脇犬さん、ローリーさん、エミリーさん、SPDさん、

最初4%だった食塩水A10%だった食塩水Bとします。
加えた食塩の量をxgとおいて方程式を考えます。

参考図1

最初のA食塩の量=200g×4%=8g
  水の量=200−8=192g
→ xg食塩を加えた後の濃さ=(8+)/(200+)×100 %

最初のB食塩の量=320g×10%=32g
   水の量=320−32=288g
→ xg食塩を加えた後の濃さ=(32+)/(320+)×100 %

従って、
 (8+)/(200+)=(32+)/(320+) ・・・ (1)
 (8+)(320+)=(32+)/(200+
 2+328+2560=2+232+6400
よって、
 =(6400−2560)/(328−232)=40g
と求まります。

あるいは、(1)より、
 (200+)/(8+)=(320+)/(32+
 (192+8+)/(8+)=(288+32+)/(32+
 192/(8+)+1=288/(32+)+1
 288/192=(32+)/(8+
 (96+192)/192=(24+8+)/(8+
 96/192+1=24/(8+)+1
 8+=192×24/96=192×1/4=48
よって、
 =48−8=40g
を得ます。

答  40g

以上


解答例2[食塩と食塩水の量の差に着目、水の重さに着目したけど方程式は使わず、比を利用した計算 、比]

HAJIさん、メガレンジャーさん、まるケンさん、デカレンジャーさん 、エミリーさん、SPDさん、HYさん、他

食塩水BAの差を考えます。

参考図2

差の食塩の量=32g−8g=24g
水の量=288g−192g=96g

食塩を加えた後のAB濃さが等しくなることから、
差の食塩水濃さ20%と、食塩を加えた後のA濃さは等しいことになります。

従って、
 食塩を加えた後のA食塩の量=192×1/4=48g
よって、
 加えた食塩の量=48g−8g=40gとなります。


(その他の解法)