第26問の解答
1.問題
kuriちゃんは、貯金箱に貯まったおこずかいを持ってお菓子屋さんに行きました。
合計211円のお菓子を買うことにしました。1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉は沢山持っています。
おつりのないようにお金を払うのに、合計何通りあるでしょう?(注)どんなに硬貨の枚数が多くても、お菓子屋さんは受け取ってくれます。
1円玉を211枚でもOKです。
2.解答例1(Taroさん、清川育男さん、カミナリ親父さん、山さん、吉田和義さん、ありっちさん、tomhさん、northdownさん他)
211円のうち、210円を支払えば残りは1円玉1個と決まるので、210円で考えることにします。
(1)最初に1円玉、5円玉、10円玉でN円(Nは10の倍数)を支払う場合を考えます。
10円玉、5円玉で支払った残りは、全て1円玉で支払うことになるので、N円のうち、10円玉、5円玉を支払える場合を考えればいいことになります。
10円玉は、N/10枚N円、1枚10円、・・・、0枚0円の(N+1)通りの支払い方があり、残りの金額は、0円、(N−10)円、・・・、N円となります。
残り金額を5円玉で支払うのは、
0円:0枚 ・・ 1通り
10円:0、1、2枚 ・・ 3通り
20円:0、1、2、3、4枚 ・・・ 5通り
・・・・N円:0、1、2、・・・、(2N-1)、2N枚 ・・・ (2N+1)通り
となるので、合計1+3+5+・・・+(2N+1)=(N/10+1)2通りとなります。
(N=20円、50円の例)
(2)次に50円玉、100円玉で210円を支払う場合を考えます。
これは(1)の場合で、5円玉、10円玉で20円を支払う場合と同様、次の9通りあります。
残り金額としては、10円3通り、60円2通り、110円2通り、160円1通り、210円1通りになるので、それぞれを1円玉、5円玉、10円玉で支払う場合の数を(1)より求めると下記の通りとなる。
従って、合計12+98+288+289+484=1171通りとなります。
答:1171通り
以上