第107問の解答


問題規則性]

天秤(てんびん)を使って1g2g3g、・・・ 、40gと、1gきざみで40gまで量れるようにします。
分銅4個まで使うことができて、分銅を左右両方の皿に載せても構いません。
今、手元に1g3g27g3つ分銅があるとき、あともう1個何g分銅があれば良いでしょう?


解答例1[最大40gを量るのは一方に全部乗せ]

ゴンともさん、さん、そうたさん、りかさん、HAJIさん、 さび^^^さん、NS-HIGASHIさん、A.NOUCHIさん、不思議草さん、

まず、4個分銅何通り重さが量れるかを考えてみましょう。

参考図1

分銅に対して、

  1. 左の皿に載せる

  2. 右の皿に載せる

  3. どちらにも載せない

3通りがあります。

従って、4個分銅では、合計3481通りになりますが、
このうちどの分銅も皿に載せない1通りは重さを量らないので除外します。

また、左右に載せた分銅入れ替えても同じ重さを量ることになるので、
半分の(81−1)÷2=40通りになります。

さて、このうち最大の重さは、片方の皿4個分銅を載せた場合なので、
 1g+3g+?g+27g=40g

よって、残る1個の分銅9gになります。

なお、1g3g9g27g4個分銅1g40gまで1gきざみで量ることができる
ということについては解答例2で考えましょう。

答  9g

以上


解答例2[1,3,□,27だから9 、5gを量るのに要る分銅、3進法]

綾巳さん、らいおんさん、こういちさん、yyさん、パリンさん、 ミト清さん、パァ〜子さん、kasamaさん、あすさん、土橋 雅樹さん、 スマイルさん、あまれっとさん、多佳子さん、優太さん、かず。さん、 名無しさんさん、きょろ文さん、木村洋文さん、デールさん、ハラギャーテイさん、kobaさん、

分銅を1個ずつ増やしながら考えます。

参考図2

  1. 分銅1gのとき ・・・ 1g

  2. 分銅1g3gのとき 
    ・3g左の皿1g右の皿に ・・・ 2g
    ・3g
    左の皿          ・・・ 3g
    ・3g
    1g左の皿        ・・・ 4g

  3. 分銅1g3g、9gのとき 
    ・9g左の皿1〜4g右の皿に ・・・ 5〜8g
    ・9g
    左の皿            ・・・ 9g
    ・9g
    1〜4g左の皿       ・・・ 10〜13g

  4. 分銅1g3g、9g、27gのとき 
    ・27g左の皿1〜13g右の皿に ・・・ 14〜26g
    ・27g
    左の皿             ・・・ 27g
    ・27g
    1〜13g左の皿       ・・・ 28〜40g

となり、1g40g40通りが量れることが分かります。


(参考)一般に、1g、3g、32g、・・、3ngのn個の分銅で、1g〜(3n−1)/2gを量ることができます。
    ・・・ 「算数チャレンジャーに挑戦」第2問