問題[規則性]
天秤(てんびん)を使って1g、2g、3g、・・・ 、40gと、1gきざみで40gまで量れるようにします。
分銅は4個まで使うことができて、分銅を左右両方の皿に載せても構いません。
今、手元に1g、3g、27gの3つの分銅があるとき、あともう1個は何gの分銅があれば良いでしょう?
解答例1[最大40gを量るのは一方に全部乗せ]
ゴンともさん、龍さん、そうたさん、りかさん、HAJIさん、 さび^^^さん、NS-HIGASHIさん、A.NOUCHIさん、不思議草さん、他
まず、4個の分銅で何通りの重さが量れるかを考えてみましょう。
各分銅に対して、
左の皿に載せる
右の皿に載せる
どちらにも載せない
の3通りがあります。
従って、4個の分銅では、合計34=81通りになりますが、
このうちどの分銅も皿に載せない1通りは重さを量らないので除外します。また、左右に載せた分銅を入れ替えても同じ重さを量ることになるので、
半分の(81−1)÷2=40通りになります。さて、このうち最大の重さは、片方の皿に4個の分銅を載せた場合なので、
1g+3g+?g+27g=40gよって、残る1個の分銅は9gになります。
なお、1g、3g、9g、27gの4個の分銅で1g〜40gまで1gきざみで量ることができる
ということについては解答例2で考えましょう。答 9g
以上
解答例2[1,3,□,27だから9 、5gを量るのに要る分銅、3進法]
綾巳さん、らいおんさん、こういちさん、yyさん、パリンさん、 ミト清さん、パァ〜子さん、kasamaさん、あすさん、土橋 雅樹さん、 スマイルさん、あまれっとさん、多佳子さん、優太さん、かず。さん、 名無しさんさん、きょろ文さん、木村洋文さん、デールさん、ハラギャーテイさん、kobaさん、他
分銅を1個ずつ増やしながら考えます。
分銅が1gのとき ・・・ 1g
分銅が1g、3gのとき
・3gを左の皿、1gを右の皿に ・・・ 2g
・3gを左の皿 ・・・ 3g
・3gと1gを左の皿 ・・・ 4g分銅が1g、3g、9gのとき
・9gを左の皿、1〜4gを右の皿に ・・・ 5〜8g
・9gを左の皿 ・・・ 9g
・9gと1〜4gを左の皿 ・・・ 10〜13g分銅が1g、3g、9g、27gのとき
・27gを左の皿、1〜13gを右の皿に ・・・ 14〜26g
・27gを左の皿 ・・・ 27g
・27gと1〜13gを左の皿 ・・・ 28〜40gとなり、1g〜40gの40通りが量れることが分かります。
(参考)一般に、1g、3g、32g、・・、3ngのn個の分銅で、1g〜(3n−1)/2gを量ることができます。
・・・ 「算数チャレンジャーに挑戦」第2問