第397問の解答
問題[推理]
マサルさんは、1g、4g、アg、イgの4種類の重りをそれぞれ1個ずつ持っています。(ただし、ア<イとします) これらの重りと天秤を使うと、ウgまでの重さを1g単位で全て量ることができるそうです。ただし、重りは天秤の両
側に載せることができます。このとき、ウが最も大きくなるように、ア、イ、ウを求めて答えてください。
解答例1
まるケンさん、小学名探偵さん、はなうさん、圭太さん、CRYING DOLPHINさん、きょろ文さん、M.Hossieさん、 他
図1のように、1、3、9、27gの4個の重りだと、1〜40gの重さを1g単位で全て量ることができます。
(算チャレ第71問、算チャレVer.3第107問、数学の小部屋第2問)
本問のように、最初の2個の重り(1gと3g)では、1g、3〜5gの4通りを量ることができます。
3番目の重り(アg)を加えると、さらにアgおよびアg−(1g、3〜5g)、アg+(1g、3〜5g)を量ることができます。
このとき、重り2個のときに抜けていた2gを量るとともに、1g単位でできるだけ多くの重さを量ることを可能にするには、
(ア−5)g=2g、すなわちア=7とすれば良いことが分かります。このとき、1g、4g、7gの3個で1g〜8g、および10g〜12gを量ることが可能です。
同様に、4番目の重り(イg)を加えると、さらにイgおよびイg−(1〜8g、10〜12g)、イg+(1〜8g、10〜12g)を量ることができます。
このとき、重り3個のときに抜けていた9gを量るとともに、1g単位でできるだけ多くの重さを量ることを可能にするには、
(イ−12)g=9g、すなわちイ=21とすれば良いことが分かります。このとき、1g、4g、7g、および21gの4個で1g〜29g、および30g〜33gを量ることが可能です。
従って、ウ=29と分かります。答: ア=7、イ=21、ウ=29
以上
(その他の解法)
測定可能な一番大きい重量から1gづつ減らしていけるにはどうしたらいいかで考えた ・・・ 水田Xさん、 他
プログラム、またはEXCELで求める ・・・ kasamaさん、おかひで博士さん、オモシロ※※館館長「影」さん、他