このページでは、「算数にチャレンジ」にチャレンジした問題の中で、特に面白かった問題について取り上げてみたいと思います。
122回、121回、120回、119回、118回、117回、116回、115回、 114回、113回
第122回:
整数を入れると、次のような動作をする装置があります。 入ってきた整数の各位の数の和を求める。これを、整数が1ケタになるまで繰り返す。
(例)1327 → 1+3+2+7=13 → 1+3=4
- この装置に、ある数Aの11倍の数を入れたところ、7になった。では、この装置にAをそのまま入れるとどんな数が出てきますか。
- B=●●●・・・・●●(77ケタ全てが●)があります。この装置にB×Bを入れたところ、7が出てきたそうです。 では、●にあてはまる数(1ケタの整数です!)として考えられる数を全て答えてください。
ヒント: 1327を9で割ると、1327=147×9+4から4が余ります。13も9で割ると、余りが4ですね。
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第121回:
マサルさんとツヨシ君が、町内マラソン大会に出場しました。A地点を出発して、B地点で折り返し、再び同じコースを通ってA地点にもどってくるマラソンです。 序盤で先行したツヨシ君は、先にB地点で折り返し、折り返してから5分後にマサル君とすれちがいました。
マサル君はその6分後にようやくB地点に到着しました。奮起したマサル君は、B地点に到着後、速さを1.1倍にしましたが、同じペースで走ったツヨシ君がゴールしたとき、マサル君はその後方5280mの地点を走っていました。
さて、このマラソンコースは全長何Kmでしょうか?
ヒント: すれ違った地点とB地点間を2人が要した時間は? 参考図解答のページへ:
第120回:
A地点からB地点までの片道3時間の区間を何台かのバスで往復運行しています。 バスの運転間隔は一定で、A地点およびB地点では10分間休止します。
バスが5分間隔ですれ違うとするとき、いったいこの区間で運行しているバスは、何台でしょう?
ヒント1: バスのすれ違う速度は、運行速度の何倍でしょうか? 参考図解答のページへ:
第119回:
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左図で、ABCDおよびAEFCは長方形で、Bは辺EF上にあります。AFとBCの交点をPとするとき、△BPFの面積を求めて下さい。 ヒント1: △AEB、△CBFは△ABCに相似ですね 参考図
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第118回:
歩幅および歩を進めるペースがそれぞれ違う、マサル君、トモエさん、ツヨシ君の3人が公園の入口にいます。3人はそれぞれ一定の速度で公園を横切って、出口に向かうことにしました。 まず、マサル君とトモエさんが20歩ずつすすみました。そして、3人同時に“出発”したところ、トモエさんは“出発”後40歩進んだところでマサル君に追いつかれました。また、ツヨシ君は“出発”後100歩進んだところでトモエさんに追いつき、その後50歩進んだところでマサル君と同時に出口に到着したそうです。また、トモエさんはツヨシ君に追い抜かれてから40歩で出口に到着したそうです。
(1)3人の歩幅の比をマサル:トモエ:ツヨシの順で最も簡単な整数で答えてください。 (例:7:8:9)
(2)公園の入口から出口までの距離は90mであったそうです。マサルさんの歩幅は何cmでしょうか。
ヒント1: 3人が進む様子を線分で表して考え見て下さい? 参考図
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第117回:
円のまわりに、1〜200までの番号の書かれたボールを右周りに小さい順に並べていきます。 このボールを1のボールから右周りに1つおきに取っていきます。円を一周してしまった後もボールがなくなるまでこの作業を続けます。
このとき、最後に取ることになるボールは何番のボールでしょうか。
ヒント1: 最初の数回を考えて見て下さい? 参考図
ヒント2: 一般的に考えるとどうでしょうか? 参考図
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第116回:
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左図は、平行四辺形ABCDの頂点Bと、辺DCを2:3の比に分ける点Pを結び、さらに頂点AからBPに垂線AHを下ろしたところを表しています。 このとき、AD=AH=HB=BC=3cmとなりました。
では、平行四辺形ABCDの面積は何cm2でしょうか。
ヒント1: ADとBPを延長して交わる点をQとすると?(相似な三角形に着目) 参考図
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第115回:
何人かの子どもたちに「マサルさんブロマイド」を配ろうと企画しました。 とりあえず1人あたりn枚ずつ配るつもりで、ちょっと多めに650枚のブロマイドを持参しました。
が、集まった子どもの人数が予定よりも20人多かったので、1人当たりに配る枚数を9枚減らしましたが、それでもあと167枚のブロマイドが必要でした。
(1) はじめに予想していた子どもの人数は何人でしょうか。
(2) nにあてはまる数はいくつでしょうか。
ヒント1:実際に配った枚数=実際人数×実際枚数なので、因数を考えてみると?(素因数分解)
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第114回:
16人のメンバーが、A地点から30km離れたT地点に行くことになりました。 ところが16人には、4人乗りの乗用車が1台あるだけです。そこで、1人が運転手となって、残りの15人を3人ずつ順番に乗せて運ぶことになりました。
まず、3人(運転手を入れると4人)を乗せた車がA地点を出発します。同時に、残りの12人は歩いてT地点に向かって出発します。車はT地点に着く手前d1kmの地点で3人を降ろし、A地点方面に引き返します。降りた3人はT地点に向かって歩き始めます。
次に、引き返してきた車は、途中まで歩いてきた12人に出会うと、その中の3人を乗せて再びT地点に向かいます。もちろん、残りの9人はそのまま歩いてT地点に向かいます。車は、先に歩いている3人に追いつくと、その地点で乗っていた3人を降ろし、またまたA地点方面に引き返します。降りた3人は、歩いてきた3人と一緒にT地点に向かいます。
これを繰り返したところ、最後の3人を乗せた車が歩いている12人に追いついた地点がちょうど目的地のT地点であったそうです。
乗用車の速さは毎時60km、歩く速さは毎時4kmです。
(1) d1は、何kmでしょうか?
(2) 乗用車は合計で何km走ったでしょう?
ヒント1:歩き組がA地点から歩いて、自動車が戻ってくるまでに歩く距離と、その間自動車が進む距離の比は? 参考図
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第113回:
問題:
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左図のように、相似な三角形を4つ、底辺が一直線に並ぶように同じ向きに並べました。
一番左の三角形の面積は48cm2、また、4つの三角形の相似比は、左から4:3:2:1となっています。このとき、黄色の部分の面積の和を求めてください。
ヒント1:三角形の相似で考えてみたら? 参考図
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