このページでは、「算数にチャレンジ」にチャレンジした問題の中で、特に面白かった問題について取り上げてみたいと思います。
第192問、第191問、第190問、第189問、第188問、第187問、第186問、第185問、第184問、第183問
第192問:
左図のような台形ABCDがあります。
角A、角Bの2等分線の交点をP、角C、角Dの2等分線の交点をQとします。
台形ABCDの面積は四角形PBCQの面積の何倍でしょうか?ヒント:AP、DQを延長して見ましょう。 参考図1 解答のページへ
第191問:
マサルさん、トモエさんの2人が直線距離で1800m離れたA地点、B地点にいます。
あるとき、上空を飛んでいた飛行機(左図P1)をマサルさん、トモエさんが同時に見たところ、マサルさんは西の方角に仰角(見上げる角度)45゜で、トモエさんは北の方角に傾き4/3の仰角で見えたそうです。
その後、マサルさんが飛行機を目で追いかけたところ、9秒後にはちょうどトモエさんがいるB地点の方角に、さらにその16秒後には南の方角に飛行機は見えたそうです。
(1) 飛行機は高度何mのところを飛んでいたでしょうか。
(2) この飛行機は秒速何mで飛んでいるでしょうか。ヒント:飛行機の真下の位置を考えて見ましょう。 参考図1 参考図2 解答のページへ
第190問:
ツヨシ君、トモエさん、マサル君の3人がある距離のかけっこをすることにしました。
3人の走る速さを分速で比べると、トモエさんはマサル君よりも分速20m速く、ツヨシ君はトモエさんよりも分速30m速いそうです。
3人が同時にスタート地点を出発したところ、第1位のツヨシ君がゴールしてから5分後にトモエさんがゴールし、トモエさんがゴールした5分後にマサル君がゴールしたそうです。
では、3人がかけっこした距離は何mでしょうか?ヒント:ヒストグラムで考えてみましょう 参考図1 解答のページへ
第189問:
正面から見た図
上から見た図
右から見た図
上図は、ある巨大な立体の、「上から」「正面から」「右から」見た図(注・正面および右からの図は、それぞれ一番手前の面を描いています)をそれぞれ並べたものです。この立体は、面ABC、面ACH、面ABIが平面で出来ています。
A地点からいろいろな方向に向かってまっすぐ進むとき、Bに向かうと勾配は1/5です。
また、最も坂が急になる方向だと、勾配は1/4になります。
さて、図中のCHの長さは何mでしょうか。ヒント:どんな立体になるでしょうか? 参考図1 参考図2 解答のページへ
第188問:
2隻の舟、マサル号とトモエ号があります。
マサル号はA島からB島に向かって、トモエ号はB島からA島に向かって同じ速度で進行しています。(最初、両者は近づきつつあります)
2隻の舟からは、一定時間ごとにハトを相手の舟に向かって飛ばしています。このとき、同じ時間にマサル号とトモエ号を飛び立った2羽のハトが出会う周期を測ったところ、最初7分ごとでしたが、途中からは11分ごとになったそうです。
さて、ハトの速さは舟の速さの何倍でしょうか。ヒント:前のハトとの距離は? 参考図1 参考図2 解答のページへ
第187問:
上の図2のような、AB、BC、CD、DAの長さがすべて、1辺5cmの正方形の対角線(図1)の長さと等しく、DB=8cmである四角形の紙があります。
この紙を、図3のようにDBを折り目にして折り曲げ、AC'(C'はCの移動先の点)=6cmになるようにしました。
このとき、三角錐C'ABDの体積を求めてください。ヒント:C'ABDを2等分すれば? 参考図1 解答のページへ
第186問:
エンピツとノートが同じ数だけあります。
エンピツはA組の13人で、ノートはB組の14人で分けました。(1人あたりの数ができるだけ多くなるように、かつみんな同じ数ずつ渡るようにします。)すると、A組の生徒が持っているエンピツの数と、B組の生徒が持っているノートの数が等しくなったそうです。
では、エンピツの総数(=ノートの数)として考えられる数は何通りあるでしょうか。
※・・・もちろん、エンピツやノートが余っちゃうこともあります。
※・・・どの生徒も必ず1本(1冊)はもらうものとします。ヒント:正方形を1回転してできる立体の体積は? 参考図1 解答のページへ
第185問:
左図のように、1マスが1cm×1cmの正方形になっている方眼紙上を切り抜いて図形を作りました。(青い部分)
では、この図形を図の一番右側を軸にして1回転させたときにできる立体の体積は何cm3でしょうか。ただし、円周率は3.14とします。
第184問:
正三角形ABCがあります。辺ACの中点Mと頂点Bを結び、線分BM上に点Dを取ります。
さらに、点EをMの反対側にとって正三角形ADEを作ります。また、辺EDと辺ABの交点をFとします。
このとき、EF:FD=3:1となりました。
正三角形ABCの面積が6cm2であるとき、四角形AEBDの面積を求めてください。
第183問:
左図のように、真ん中に星O、その周りを星A、星Aの周りを星B、星Bの周りを星Cが矢印の方向に回っています。
星Aは120日で、星Bは30日で、星Cは24日で1周するそうです。
今、上図のようにO、A、B、Cが一直線上に並んでいます。次に4つの星が一直線上に並ぶのは何日後でしょう。(注)一周とは、星Aは星Oを中心に、星Bは星Aを中心に、星Cは星Bを中心に360゜回転することを指します。
ヒント:各星間の角度差は1日あたりどれだけ開く? 参考図1 参考図2 解答のページへ
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Copyright 1999. Eiji Kurihara 最終更新: