このページでは、「もうひとつの算数チャレンジ」にチャレンジした問題の中で、特に面白かった問題について取り上げてみたいと思います。92問、91問、90問、89問、88問、87問、86問、85問、84問、83問
第92問:
1から順に整数番号を付けたカードが420枚あります。
まず最初、このカードを一番上が1、一番下が420になるようにきれいに重ねておきます。
そして以下の5つの操作を順に行います。[操作1]この束を3等分して上から2番目の束を一番上に重ねる。
(141,142,・・・280,1,2,・・・140,281,282,・・・420となる)
[操作2]この束を4等分して上から3番目の束を一番上に重ねる。
[操作3]この束を5等分して上から4番目の束を一番上に重ねる。
[操作4]この束を6等分して上から5番目の束を一番上に重ねる。
[操作5]この束を7等分して上から6番目の束を一番上に重ねる。最後にできた束で、上から100番目のカードの番号は何番でしょう?
ヒント: 各操作の逆を考えてみましょう。 参考図1 参考図2 解答のページへ
第91問:
多角形を対角線で区切り、3角形に分割することを考えます。このとき対角線どうしは互いに交わらないように引きます。すると、4角形は左図のように2通り、5角形は5通りの分け方があります。 では、6角形の場合は何通りの分け方があるでしょうか?
第90問:
長男、次男、三男の3人がじゃんけんで得点を競うゲームをしました。
得点は、1回の勝負ごとに各自に与えられ、1人勝ちなら6点、2人勝ちならそれぞれに3点、あいこのときは3人に2点ずつが与えられます。
計5回の勝負を行い、次のような結果になりました。
- 次男はぱぁを、三男はちょきを1回も出しませんでした。
- 長男と次男が同じ手を同時に出したのは5回の勝負のうち1回だけでした。また、長男と三男は5回中2回、次男と三男は5回中3回、同じ手を出しました。
- その結果、次男の得点は計16点、三男は計10点になりました。
このとき、3人が出した延べ15回の手の内訳を考えて下さい。
ヒント: 次男と三男が3回同じ手を出したのですから・・・ 参考図1 参考図2
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第89問:
1辺が11個のマッチ棒からなる正方形を8個用意しました。
これを左図のように小さな正方形の数を変えないで並び替えて、マッチ棒を節約します。最低何本のマッチ棒が必要でしょうか?
並び替えた形は長方形でなくてもかまいません。
第88問:
左図のように、同じ大きさの正方形をたくさん用意して、1つの頂点を重ねながら並べます。
このとき、図の●印の角度が等しくなるようにします。このようなルールで正方形を1個の大きな円を描くように並べたところ、ちょうど60枚の正方形を並べることができたそうです。
では、●印の角度は何度でしょうか?
ヒント: 各正方形は何度ずつ偏っていますか? 参考図 解答のページへ
第87問:
整数Aと整数Bがあります。この2つはともに2桁の整数で、AとBの和を計算すると2桁のゾロ目に、またAとBの積を計算すると3桁のゾロ目になるそうです。 このようになる2つの整数A、Bはいくらでしょうか?
ヒント: 3桁のゾロ目は何の倍数? 解答のページへ
第86問:
図1
図2
1から6までの数字を書いた立方体が12個あります。
それぞれの数字は図1のようになっていて、対面どうしの和は7になっています。この12個を、同じ数字が書いている面どうしを張り合わせるというルールのもとに組み立てて図2のような直方体を作ります。
出来上がった直方体の表面に書かれている32個の数字の和ができるだけ大きくなるように組み立てた場合、その合計はいくらにすることが可能でしょうか?
ヒント: 角の数字を大きくするには? 参考図1 解答のページへ
第85問:
左図でABCは直角2等辺三角形、MとNはそれぞれBC,AMの中点、角BPCは90度、BCの長さは30cmになっています。 このとき、三角形PQMの面積は何cm2になりますか?
第84問:
左図の中に「たけやぶやけた」と読むことができる並びは、何通りありますか?
ただし、同じ場所を2度通っても構いませんが、隣り合っていないマスに跳んではいけません。
また、同じルートを逆向きに読む場合は、別個に数えて下さい。
第83問:
上図は、1辺が6cmの立方体の上面と下面の各辺の中点を通る平面で立方体の四隅を切り落としてできた直方体です。 左右の面および前後の面からも同様にして四隅を切り落としてできる立体の体積を求めて下さい。
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